先日、最後の現地アドバイスに行ってきました。
内容は主に発酵タンク以降の工程見直しとレシピの書き方です。
ビールの汚染や酸化のリスクを徹底的に下げ、美味しく醸した状態を出来るだけ保ち、最終製品に詰める。
これが安定すると安心してビールを醸せるようになりますね☺
まずは、発酵タンク以降の工程見直し。
発酵タンク以降においての基本的なことは徹底的な洗浄、滅菌、ビールを通る管の無酸素化です。導入設備によって出来る事、出来ないことがあるのでその設備での最高の水準を目指してアドバイスを行いました。
なぜそのようにするのか、より良い方法はないかなどの検討をし、提案を繰り返す作業です。
続いては、レシピの書き方!
自身でのレシピの書き方は分かりますが、人に教えるとなるとどのようにすればよいのか….
最も簡易で確実なのが、過去のレシピを参考にする事。醸したいビールに近いもの持ってきて足したり、引いたりする方法ですね☺
その他、これまでウェブ相談でも麦汁やビールのどの数値を見るのかをお伝えしてきましたので、それを基に、ビールの骨格となる麦汁を作る方法。
まずはどのようなビールを醸したいのかを出来るだけ具体的に言語化し、そのイメージのビールを作るにはどのような麦汁が必要か、それを逆算で数値化していく方法などもお伝えしました。
今回、初の三ヶ月契約で長期に渡りアドバイスをしてきましたが、試行錯誤の連続でした。手間のかかる内容のアドバイスもありましたが、真面目にそれに応えて続けてくださったのにも感謝です☺
品質の向上をチームRIOTで実感して頂けてると伺い、大変うれしくなりました。
ありがとうございました!!